2023年11月
新卒採用の青木君への密着取材8
- 青木くんが退社する?!
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衝撃的なニュースが入りました。入社してから約6年、お話を聞いてきた青木くんがついに家業を継ぐために南幌土建を退社することになりました。入社当初から「いずれ家業を継ぐから退社することになる」と社内でも共有されてきました。わかっていてもやはり寂しいものがありますね。
不安でいっぱいだった入社当初から、たくさんの現場を経験してきた青木くんは、どんな気持ちなんでしょうか?
- とっても濃い6年だった
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「率直に、今はどんな心境ですか?」と聞くと、「寂しい気持ちでいっぱいです」と青木くん。
「僕は、本当にコミュニケーションが取れない人でした。『わからないことが聞けない』『仲間と話せない』そんな僕を先輩たちが可愛がってくれたおかげて、僕自身変われた。人の数だけの個性があって、コミュニケーションにもいろんなパターンがあるんだってこともわかったし、何よりも僕自身が変わって社会人として仕事をしてこれたことが自信になりました。」と流暢に話してくれた青木くんは、確かに6年前とは別人です。
「実は、中学・高校時代は、遅刻や欠席が多かったんです。だらしがなかった。それが今では朝早起きして仕事にきているなんて、両親はびっくりしてると思います。
高校卒業してすぐに家業に入っていたら、こうはなっていかなったかもしれない。本当に感謝しています。」
- 新天地に向けて。
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「家業は農業法人なので、家族以外の人も一緒に働くし、仕事もまた1から覚えることもたくさんあります。でも、不安はありません!」と断言する青木くんの目には自信で満ちていました。
実は、青木くんのお話を聞いた後、南幌土建代表の峰尾社長とお話していた中で青木くんを心配する場面もありました。「農業は大変な仕事だ。農業法人はいろんな人が関わって仕事しなくちゃいけない。あいつはやっていけるんだろうか…」と。そこで、「青木くんは南幌土建で自信をつけられたから大丈夫って言ってましたよ」と伝えると、「そうか。それなら大丈夫か。」とホッとしたような、寂しいような表情に。新卒で入社してから6年。みんなに可愛がれた青木くんは、大きな一歩を踏み出すことになりました。次に会う時には、さらに成長した青木くんに会えることを楽しみしています。頑張れ!!